まず、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、亡くなられた患者さんとそのご家族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。また、昼夜を問わず、懸命にCOVID-19の治療・ケアに奮闘されている全国の医療関係者の皆様に感謝申し上げます。
我が国のCOVID-19の累計感染者数は1万5千人を超え、600人以上(2020年5月現在)の方が亡くなられるなど、終息が見えない状況が続いています。また、COVID-19の拡大により、世界規模の社会的活動が制限され、各国の国民の日常生活に大きな影響を与えています。我が国でも緊急事態宣言が5月末まで延長されるなど、この影響は長期化することが予想され、COVID-19関連のストレスはこれまでに類を見ないほど大きなものになっています。
そこで、日本心理医療諸学会連合(UPM)は、「国民の抱える様々なストレスに対して、UPM加盟学会が連携して対応を検討していくことが必要である」という認識を共有し、COVID-19関連のストレスにさらされた方々を支援して参ります。