UPM大会のお知らせ

日本心理医療諸学会連合(UPM)第30回大会

日本心理医療諸学連合(心医連)第30回記念大会を終えて

大会長 真栄城輝明(日本内観学会・日本内観医学会)

心医連(UPM)の記念大会となった第30回大会の準備を仰せつかったものの、果たして、無事に開催できるのか、不安を抱えてのスタートとなりました。というのも、大会長の本務地が京都(佛教大学)並びに奈良(大和内観研修所)ということもあり、会場(日本大学文理学部百年記念講堂)との距離が大きな問題になっていました。そんな時、東京から心強い支援者(細谷現理事長・江花元理事長・松野元理事長)が奈良まで足を運んでくれたのです。2016年12月2日のことです。お三方が所属する日本心療内科学会大会が奈良で開催された際に、大和内観研修所に立ち寄っていただいたわけですが、ちょうどその日、大会長は、北京で開催された「中国人生科学学会大会」に出張中のため不在でした。そこで、準備委員の二人(真栄城・森下)がお迎えして大会開催までの段取りを懇切丁寧にご助言いただき、それに従って、大会の準備をスムーズに進めていくことが出来ました。それがなければ、大会の開催はおぼつかないものになったことでしょう。それに加えて、日本内観学会と日本内観医学会が資金面で支援してくれたことは、大会運営を強く後押ししてくれました。さらに、佛教大学の心理学研究会(モモの会)の学生たちが自腹を切って夜行バスで駆けつけて、会場係を担当してくれたことも大きな力になりました。その他、理事の先生方はもとより、認知・行動療法学会、自律訓練学会、バイオフィード学会、内観学会、内観医学会が講習会を開催するなどして、大会を盛り上げていただきました。本会は、1988年11月6日に第1回大会(桂戴作大会長)が開催されてから30回目の節目を迎えました。そのため記念大会として位置付けられましたので、記念シンポジウム(『サイコセラピーにおける宗教性と科学性』)を開催したことは、記憶に留めておきたい一幕となりました。改めて、この場を借りて、ご参加いただいた皆様とシンポジスト(熊野・坂入・山田・森岡)を引き受けていただいた先生方、並びに関係各位に感謝申し上げたいと思います。(文中敬称略)

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